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実家から見放され、自らの限られた命を悟った身で訪ねたのは、形式だけの冷淡な婚約者・アルスター辺境伯の館。「破棄に応じる代わりに、最期まで部屋を貸してほしい」――そう持ちかけたはずが、彼は静かなアトリエを用意し、日を追うごとに過保護な執着を深めていき……?