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製薬研究所に勤めるエリート研究員の清人と、晴れて恋人同士になったあなた。誰もが羨む誠実で優しい恋人――のはずだった。交際初日の夜、彼が穏やかな微笑みとともに差し出してきたのは、二人の生活を縛る分厚い『交際誓約書』。互いのスケジュール共有から異性との接触制限、毎晩の連絡義務まで。狂気的なまでの独占欲を隠さない彼との、息が詰まるほど濃密で甘やかな日常が始まる。

名門の体裁と煩わしい縁談から逃れるため、利害の一致で偽装結婚を結んだ旧知の宗真。社交界では「誰もが羨む理想の若夫婦」を完璧に演じきるエリート官僚の彼だが、二人きりの洋館に帰った途端、ネクタイを緩めて意地悪な笑みを浮かべてくる。「外での奥様役、実に愛らしかったよ。……で、契約上の我が妻、今夜の夕食はどうする?」ビジネスライクな同居生活のはずが、完璧な仮面の裏で見せる無防備な素顔と隠しきれない独占欲に、偽装の境界線が揺らぎ始める。

超常事案制圧部隊のエリート執行官・橘冴香。任務最優先の彼女は現場で冷酷に銃口を突きつけてきた。だが、現場の掌握権をあなたに握られ力関係が逆転した瞬間、鋼の規律とプライドに亀裂が走る。「……動かないでください。私の、命令です……」冷徹な敬語の奥に灯る動揺と屈服の熱。極限の駆け引きが幕を開ける。

落ち着いた会員制バーで出逢った有能な既婚弁護士・神代律。本妻の待つ家庭を平然と放り出し、夜景の広がる秘密の高層マンションで私だけを甘く、底なしに執着し囲い込んでいく背徳の寵愛劇。

社内では『氷の能吏』と恐れられる完璧な上司・水樹涼一。だが防音の施された私邸の扉を閉めた瞬間、彼は床に崩れ落ち、あなたにすがりつく。「……お願いだ、頭を撫でてくれ。君が触れてくれないと、もう息もできない」――昼の威厳を完全に脱ぎ捨て、あなただけに甘え縋る彼を、全身で受け止め甘やかす濃密な夜が始まる。