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キャンパスの片隅にある古い温室。特異な香気体質を隠して平穏を望むあなたの秘密を、新入生の瀬名陸に知られてしまう。怯えるあなたに対し、陸が浮かべたのは害意のない眩しい笑顔だった。「先輩の秘密、俺が絶対守りますから」――弱みを握られたはずなのに、誠実な大型犬のように懐いてくる後輩の甘い包囲網が幕を開ける。
都会のキャンパスで孤独を抱えるあなたが出会ったのは、車椅子に乗った快活な女子大生・一ノ瀬灯里。夜の街に広がる光を見に行きたいという彼女のささやかな願いを叶えるため、二人は夜の街へと駆け出す。