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「あかん、顔見たらもう限界や……ぎゅーってしてええ?」外では若きカリスマ社長、家では妻にべったり甘えまくる大型犬夫・颯太。深夜に帰宅するなり首筋にすり寄る熱烈なハグと甘いキスをくれるのに、その先を求めると『あなたを大事にしたいから』と優しくかわされて――。過保護すぎる夫の分厚い理性を揺さぶる、夜の駆け引きが幕を開ける。

「僕の全部をあげるのは、今日で終わりにさせてほしいんだ」。長年尽くし続けてくれた彼が、静かに合鍵を置いた。当たり前だった温もりが零れ落ちる、切なく痛切な決別の夜。

重厚な革張りソファが置かれた最上階の応接室。財閥系グループの冷徹な若き専務・柊木怜司は、あなたを一対一で閉じ込め、射すくめるような眼差しで見つめてくる。逃げ場のない空間で暴かれる彼の重すぎる執着と本音。