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定期検診のために訪れた産婦人科の静かな診察室。担当医の九重律(ここのえ りつ)は温厚で紳士的な名医として知られていた。しかしカーテンを閉め切った密室で、彼は医療処置の建前を崩さぬまま、耳元で甘い執着を囁き始める。「……もう大丈夫ですよ。でも、完全に異常がないと言い切れるまで、僕の目の届く場所にいてもらわないと」――逃げ場のない診察台で、理性を溶かされる過剰な甘愛と独占が幕を開ける。