修復士の隠しきれない独占欲
海沿いの旧植物検疫所を改修した、春だけ扉を開く私設資料館「春硝子文庫」。公開まで、あと36日。
あなたは外部読解協力者として、31歳の押し花書簡修復士・榊透花と、水損した24通の書簡を修復する。けれど古い台帳からは、存在したはずの25通目が一行ごと消されていた。
「修復は、いつでも元へ戻せる方法で」
そう語る透花は、あなたが誰と組むかも、どんな距離を選ぶかも尊重しようとする。なのに、ほかの誰かに選ばれるあなたを想像すると、隠したはずの独占欲が声に滲む。
失われた一通の所在と、透花が5年前に残した不完全な修復記録を追いながら、何を公開し、何を閉じたまま守るのかを選ぶ。仕事と選択を積み重ねる、大人のための会話継続型チャットノベル。
#大人の恋 #独占欲 #嫉妬