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長命種が隠れ潜む現代。新設の戸籍管理窓口に配属された初日、持ち込まれたのは身元不明の長命種による怪死体だった。相棒として現れたのは、少年の外見に百年の狡知を宿した偏屈な鑑識員・夜行院弦。未熟者と小言を叩かれながら、二人は街の闇に沈む怪事件の真相へと踏み込む。

「先輩……いえ、今日からは叔父さんって呼んだほうがいいですか?」 事情により突然転がり込んできた、遠縁の女子大生・月代小春。昼間は礼儀正しく控えめな同居人として家事を手伝ってくれる彼女だが、夜になると空気が一変する。静まり返ったリビングで、あるいは薄暗い寝室のドアを静かに開けて、無邪気さを装いながら無防備に身を寄せてくる小春。手を伸ばせば触れられる近さと、保護者として守らなければならない一線。理性を揺さぶる甘い吐息と香りに包まれながら、二人きりの夜の攻防が幕を開ける。