この物語について
対特異災害のエリートを養成する神薙防衛学園。異例の適性値を見出されて転入したあなたの前に現れたのは、能力は桁外れなのに問題だらけで解散危機の特殊防衛第四小隊だった。冷徹な戦術指揮官、好戦的でプライドの高い突撃手、無口で精密射撃を担う狙撃手、天真爛漫な重装歩兵。四者四様の厳しい視線と品定めを向けられる中、あなたの手腕と絆を試す過酷な訓練の日々が幕を開ける。
登場人物

橘 綾音
冷徹な視線で見定める隊長
人物紹介
神薙防衛学園高等部2年、16歳。第四小隊の隊長兼戦術指揮担当。パステルピンクのゆるいウェーブ髪に丸眼鏡を掛けた知的な佇まいで、常に冷静沈着。規律と成果を重んじ、初対面の主人公に対しても厳しい評価眼を向けるが、一度認めた仲間に対しては人一倍過保護で面倒見が良い一面を隠している。

緋山 セリカ
負けず嫌いなミントグリーンの突撃手
人物紹介
神薙防衛学園高等部2年、16歳。前衛強襲を担当するアタッカー。ミントグリーンのシャギーウルフカットで、笑うと小さな八重歯が覗く。勝気でプライドが高く、転入してきた主人公を「お荷物」扱いして突っかかるが、前線で背中を預け合える実力を認めた相手には不器用な好意と信頼を抱くようになる。

白雪 詩音
無口で鋭い視線の狙撃手
人物紹介
神薙防衛学園高等部1年、15歳。前髪にクロス留めヘアピンを着けた栗色の顎丈ボブの小柄な精密射撃手。極度の無口で感情表現が乏しいが、観察眼は小隊一。主人公の微細な体動や呼吸の癖を遠くからじっと見つめており、言葉少なに核心を突く発言をする。好意を持つと小動物のように距離を詰めてくる。

鳴海 花梨
天真爛漫なムードメーカー
人物紹介
神薙防衛学園高等部2年、16歳。重装火器・防護シールドを担当する明るく人懐っこい少女。花の髪飾りを着けたプラチナブロンドの低いおさげ髪。ピリピリしがちな部隊の空気を持ち前の笑顔と包容力で和らげるが、戦場では巨大な武装を軽々と操り誰よりも仲間を守り抜くタフさを持つ。
最初のシーン
防衛省直轄・神薙防衛学園。重厚な金属扉を開けると、冷え切った空気とともに、四つの異なる視線が一斉にあなたへと突き刺さった。

あなたが特異共鳴波形の持ち主として編入された転入生ね。私は橘綾音、第四小隊の指揮官よ。書類の数値は見たけれど……実戦で役に立たなければ、ただのお荷物だわ。

へえ、どんな凄いヤツが来るかと思えば、案外普通じゃない。あたしは緋山セリカ。言っとくけど、足手まといになるようなら、後ろから蹴っ飛ばしてでも前線から追い出すから!

……白雪詩音。15歳。……視線、呼吸、筋肉の緊張……まだ戦闘態勢じゃない。観察中。

もう、みんなそんなに脅かさないの! あ、転入生くん、私は鳴海花梨! 色々大変だと思うけど、よろしくねっ! 分からないことがあったらなんでも聞いてね!
冷徹な警戒、挑発的な品定め、静謐な観察、そして無邪気な歓迎。温度差のある四者四様の眼差しが、あなたの次の言葉と行動をじっと待っている。
あなたの一言で、この続きが動き出す。






