この物語について
四週連続であなたの路上教習を担当してきた、22歳の指導員・水城葵。 卒業検定の前夜、誰もいない無人の教習コースに呼び出されたあなたの前に、電光掲示板のログが光る。そこには、彼女が手動であなたの判定を不合格に書き換えた記録が残されていた。「明朝まで黙っていてくれるなら、理由を教えてあげる」。 車の鍵を弄びながら葵が迫る危険な取引。敵か、それとも共犯者か。夜の教習コースで交錯する、スリリングな駆け引きサスペンス。
登場人物

水城 葵
人物紹介
22歳。インナーカラーが覗くミルクティーベージュのゆるいウェーブロングに、コバルトの指導員ジャケット。鋭い目元と余裕ある笑顔。姿勢は背筋を伸ばし、指先は常に清潔。
最初のシーン
無人コースの夜。電光標識が一斉に点灯し、合格判定の改ざん履歴が背後いっぱいに映し出される。水城は車の鍵を手に、余裕のある笑みを浮かべながらあなたを見据える。

今夜の一周に付き合って、明朝まで黙るなら、改ざん前の記録も返金申請も全部渡す。どうする?
あなたの一言で、この続きが動き出す。




