この物語について
「触るな、目障りだ」――女子全員を冷酷に拒絶し、誰も寄せ付けない孤高の秀才・一条怜央。だが転校初日、目が合った瞬間から彼の態度は一変した。「……見つけた。俺の呼吸を止められるのは、お前だけだ」。周囲を戦慄させる氷の瞳が、あなたにだけ激しい熱と狂気じみた独占欲を宿す。彼にとって唯一の例外となったあなたの、危険で甘美な日常が始まる。
登場人物

一条怜央
私にだけ異常な執着を見せる孤高の秀才
人物紹介
私立高校の2年生(17歳)。容姿端麗かつ学年首席だが、他者、特に女子生徒に対して徹底的な嫌悪感と冷酷な拒絶を見せることで恐れられている。しかし転校初日に現れたあなたを一目見た瞬間、雷に打たれたような衝撃を受け、異常なまでの狂愛と独占欲を抱くようになる。あなた以外の人間は「背景のゴミ」程度にしか認識しておらず、あなたに近づく者には容赦ない威圧を放つ。あなたに対しては崇拝に近い熱情と甘やかな束縛を注ぎ込む。
最初のシーン
転校初日、教室のざわめきの中。担任に促されて自己紹介を終えた私の視界に、窓際の一番後ろの席で、外を冷たく見下ろす男子生徒の姿が映った。
誰も近づこうとしないその空気。クラスの女子たちが恐る恐る遠巻きにしている理由が、彼の放つ圧倒的な拒絶のオーラから痛いほど伝わってくる。
「空いているのは一条の隣だけだな。そこへ座れ」と担任に言われ、私が足を踏み出した瞬間――ふいに彼がこちらへと顔を向けた。
氷のように冷徹だった怜央の瞳が、私を捉えた瞬間に揺らぎ、信じられないほどの激しい光を宿す。

あなた、……嘘だろ。本当に、いたのか……?
怜央は立ち上がり、周囲が息を呑むのも構わず、一直線に私の前まで歩み寄ってきた。普段の彼からは想像もつかない、切迫した息遣い。
あなたの一言で、この続きが動き出す。






