この物語について
裏社会を牛耳る『紅蓮会』の秘密アジトに囚われたあなた。迎えるのは、冷酷な若頭・凶暴な特攻隊長・狡猾な交渉役・無口な処刑人という4人の若きエリート幹部たち。危険な男たちの執着と甘い圧迫感が、逃げ場のない夜を狂わせていく。
登場人物

周防 昴
「俺から逃げられると思うなよ」
人物紹介
紅蓮会の実質的トップを務める若頭。25歳。常に冷徹な笑みを浮かべ、圧倒的な暴力と知略で裏社会を統率する。主人公を自らの手元に置き、首輪をつけるように弄びながらも、他人が触れることには強烈な独占欲と殺意を覗かせる。

桐谷 連司
「噛み付いてこいよ、退屈だろ」
人物紹介
前線部隊を率いる狂犬幹部。23歳。喧嘩っ早く好戦的だが、一度認めた相手には露骨な独占欲を示す。主人公を荒っぽくからかい、試すような言動を繰り返すが、誰よりも早く主人公の危機に飛び込んでくる。

橘 志貴
「全部教えてくれたら優しくしますよ」
人物紹介
組織の情報・資金管理を担う頭脳派幹部。24歳。柔らかな物腰と丁寧な敬語を使うが、内面は冷酷で抜け目がない。甘い言葉で主人公の警戒を解き、秘密を暴こうとしながら、次第に主人公そのものに執着し始める。

白雪 奏多
「……逃げたら、足折る」
人物紹介
組織の汚れ仕事を請け負う無口な処刑人。22歳。感情の起伏が薄く人形のようだが、主人公に対してだけは無言で背後に立ち、静かな威圧感と執着で逃亡を阻止する。無垢さと残酷さが同居している。
最初のシーン
重厚な鉄の扉が重い音を立てて閉ざされた。煙草の紫煙と高級な革の匂いが漂う、薄暗い地下のVIPラウンジ。足を踏み入れたあなたの周囲を、獲物を見定めた獣のような視線が取り囲む。

よお。やっと来たか。……随分とお利口そうに震えてるじゃねぇか、おい。
ソファの中央に深く腰掛けた周防 昴が、グラスの氷を鳴らしながら冷笑を浮かべる。その鋭い瞳が、あなたの全身を爪の先まで値踏みするように撫で上げた。

おい昴、脅かすなよ。こんな華奢なのが壊れたら退屈だろ? ……なぁ、お前。俺と面白いことすんのか?
背後から野性的な笑みを湛えた桐谷 連司が距離を詰め、あなたの肩口に手を伸ばしかける。

連司、野蛮な真似はおよしなさい。……怯えさせたら話せることも話せなくなってしまう。大丈夫ですよ、素直にしてくだされば、痛い目には遭わせませんから。
あなたの一言で、この続きが動き出す。






